スガ旅

夫婦で世界の大自然を歩いた旅の記録

セノーテへ

DAY33

ここユカタン半島と言えばセノーテ。
セノーテとは、陥没穴に水が溜まって出来た地底湖のようなもの。約3500ヶ所もあるそうです。
私たちは、滞在場所から1時間ほど南に下った所にある「グラン・セノーテ」と「ドス・オホス」の二つに行くことにしました。

お手頃な、コレクティーボという乗り合いバスを利用します。

バスと言うよりもバンですが、自分の行きたい方向のコレクティーボに乗り込み、運転手さんに降りたい場所を告げるとそこで降ろしてもらえます。乗れるだけ乗るので、隙間に立っている人も…法律的に大丈夫なのかな…

トゥルムという町で降りて、グラン・セノーテまではタクシーで向かいます。

グラン・セノーテの入り口は意外としっかりしていて、自動改札みたいなものが設置されていました。窓口でチケットを買い、バーコードを自動改札にかざすと入場できました。

入るとまず日焼け止めや化粧を落とさなければなりません。私は化粧をしてこなかったので、こちらのシャワーをドリフみたいに頭からかぶって終了。

上から下がっているレバーを下に引いている間水が出るので、つけてきた日焼け止めを洗い流します。

シャワーからすぐの場所にグラン・セノーテがありました。
下に降りると木で出来た頼りないロッカーがあり、有料で使用できます。シュノーケルセットもレンタル可能で、私たちはロッカーとシュノーケルセットをレンタルしました。デポジットにIDが必要と言われ、パスポートはホテルに置いてきてしまっていたので日本の免許証を出してみましたが、OKでした。よかった…
ちなみにパスポートのコピーはダメと言われました。

早速セノーテに入ります。一応ダイビングのライセンスを持っているのですが(ペーパーダイバー)、シュノーケリングは初めてかもしれません。

ものすごい透明度です。夫は宮古島に住んでいたこともあり、シュノーケリング大好き。一人でどんどん深く潜っていきました。私はどんなに頑張っても水面から下降出来ませんでした。


慣れなくて全関節が直角の私。夫はマーメイドのように滑らかに泳いでいました。

グラン・セノーテでは、太陽が水中に差し込む「光のカーテン」なるものが見られます。また、透明度も必要なので、まだ人が少ないオープン時間直後を狙うのがポイントとのこと。私たちは朝8時過ぎには到着出来たので、人もまだ少なく綺麗なセノーテを堪能できました。

水もそこまで冷たくなく、とても綺麗でした。小さな魚や亀が泳いでいて、これがセノーテか…と感動しました。


ウミガメと勘違いして亀を追う私。

亀があまりにも気持ちよさそうに泳いでいて、夫に「ウミガメいたね!」と興奮気味に言うと、「淡水だからウミガメはいないよ、実家で飼ってる亀と同じ亀だよ」と返されました。うちの亀もこんなところで泳げたら幸せだろうなあ。

9時半を過ぎるとどんどん人が押し寄せてきたので、上がって次の目的地に向かいます。

トゥルムまでタクシーを使い、トゥルムからドス・オホスまではまたコレクティーボに乗りました。コレクティーボを降りて少し歩くと、ドス・オホスの入り口に到着です。

グラン・セノーテより立派な入り口で、スタッフがどのセノーテに入りたいのか尋ねてきます。

ドス・オホスには二つのセノーテに加えて「バット・ケイブ」という洞窟があり、そこにはガイド付きでないと行けないため、全て込み込みのパッケージチケットを購入しました。

受付からセノーテまで約1時間歩く道も、往復送迎付きで楽々です。

参加前にスナックを買って腹ごしらえ。その後、ウェットスーツに着替えてツアー開始です。


動画から切り出したのであまり綺麗ではないですが、圧倒的にグラン・セノーテより透明でした。洞窟の中は暗いので、ライトを持って泳ぎます。

水中に鍾乳石があり、もう何というか、ナショジオの世界です。私たちよりずっと下にはダイバーさんが泳いでいました。ここでダイビングするにはライセンスだけでなく経験と技術が必要なようです。

水面から頭すれすれの低い洞窟を抜けると、バットケイブに到着です。ガイドさんがスペイン語と英語で説明していましたが、コウモリが飛び回っていたので、私はほぼ水中にて姿を消していました。

バットケイブから入り口に戻り、ツアー終了です。映画「サンクタム」を思い出しながら、たまに怖くなる洞窟シュノーケリングでした。
すごい体験をしたので、とても疲れました。

明日は次の目的地に移動です。

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