前日、薄暗くなってからアリゾナ州ペイジ(page)に到着しました。
この辺に来てから、iPhoneの時計が進んだり戻ったりしていました。
目指して行ったRVパークが満車で入れず、アプリで探し出した近くのRVパークへ。
アプリ上では電気も水道も使えるとのことでしたが、会員以外は使えないとのこと。
敷地内の駐車場には止めていいと言われたので、この日は車載バッテリーと清水タンクを使うことにしました。
翌朝、前から予約していたカヤックツアーに参加しました。
ここペイジにあるパウエル湖は、全米で2番目に大きな人工湖。コロラド州、ユタ州、ワイオミング州、ニューメキシコ州の貯水池となっていて、アリゾナ州、カリフォルニア州、ネバダ州にも水を供給しているそうです。
カヤック出発口のアンテロープポイント・ランチ・ランプまで、ガイドさんの車を追ってついて行きます。
左右に身体振ると転覆するよーとか、落ちても僕らはライフセービングの資格あるから大丈夫だよーとか、ざっくりとした説明の後、すぐにカヤックに乗り込みます。
広いパウエル湖をぐんぐん漕ぎ進め、アンテロープキャニオン区域に入って行きます。
ディズニーランドのアトラクションに乗っているかのような、夢のようなひと時です。
約3時間半のカヤックツアーでしたが、1時間ほどで疲れました。帰りはみんな死に物狂いで漕いで帰還しましたが、本当に素晴らしい体験でした。
RVに戻り即席ラーメンで腹を満たし、
すぐにアンテロープキャニオンハイクツアーに出発です。
アンテロープキャニオンハイクツアーは、ナバホ族の居留区(ナバホ・ネイション)にあるため、ナバホのツアーに参加しないと入れません。
こちらも予約済みだったので、時間通りにチェックインしてすぐに出発となりました。
ロウアー・アンテロープキャニオンに入るにあたり、ルールが厳しく決められています。小さなバッグもダメです。また、動画撮影も禁止されています。
10人ほどのグループにガイドさんが1人ついて、砂漠の中を進みます。
スタートした直後から急に豪雨になり、ツアーが中断になるかと思いましたが、10分ほどで止みました。
以前ロウアーアンテロープキャニオン内で鉄砲水によって死者が出た事故もあるので、判断は慎重なようです。ガイドさんからGOが出たので、無事ツアー続行です。
順番に階段を降り、地面の下に潜っていきます。ちなみに、階段にいる間の撮影も危険なので禁止です。
入り口を下から見上げる。
岩肌はどこを触れても滑らかで、丸みを帯びています。
鉄砲水や、砂や石を運ぶ水の流れで出来た空間。
山ほどの観光客を受け入れながらも神聖な空気が漂っていました。
最後は、映画『127時間』みたいな場所からヌルっと出てきてゴール。
前を歩いていた同じグループのスイス人カップルが、階段登る前にチュッ、階段登ったらチュッとしていて、後ろが大渋滞していても構わない強靭なメンタルに感心しました。
ハイキングが終わった後は、近くにあるホースシューベンドまで行ってみました。
ここを流れるのもコロラド川…
偉大なるコロラド川にひれ伏す1日となりました。
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